4)遺産承継のご相談
①高齢の遺言執行者からのご相談
状況
80代のF様は、三か月前に奥様が亡くなられて、相続の手続きについていろいろ聞きたいとご来所されました。
F様と奥様の間には、娘様がいましたが、数年前に事故で他界されています。
奥様は公正証書遺言を作成しており、F様が遺言執行者となっているのですが、
財産の種類が不動産・預貯金・投資信託・保険等多岐に渡っており、
F様もご高齢ですべての手続きを自分でやるのは難しいとのことでした。
アプローチからのご提案&お手伝い内容
当事務所が、遺言執行者のF様より遺産承継業務受任者として、
相続人の特定・財産調査・不動産の相続登記手続き・預貯金の解約、投資信託の解約、保険金の受取等の手続きを
代理で行う方法をご提案させていただきました。
また、税理士をご紹介させていただき、相続税の申告も連携して行っていけるようご提案をさせていただきました。
結果
ご提案通り、遺産承継業務を代理で行わせて頂き、相続税の申告等も税理士と連携し進めていくことになりました。
「妻が突然亡くなり、娘も先に亡くなってしまい、気持ち的に整理が付かず、とても多くの事務手続きをする気になれなかったが、
アプローチさんに色々な手続きを代理で行ってもらい、負担も心も軽くなったよ」と喜んでいらっしゃいました。
今後、F様自身の相続された財産等について、遺言作成等のご相談もしていければと思います。
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- 障害をもつ親族や子どもがおり、自身で財産管理ができないため、自分の亡くなった後が心配な方
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- 株主が経営者1名のため、認知症になると経営がストップする不安のある方
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